兵士、その後

By | 2015年5月12日

25th-兵士その後

lni Avan Him、Here After 2012年ノ110分ノタミル語、シンハラ語/
配給:HELIOTROPE FILMS

兵士、その後

製作:ラビンドラ・ピリス
監督:アソカ・ハンダガマ
脚本:アソカ・ハンダガマ
出演:ダルシェン・ダルマラジュ、スバシニ・バラスブラマニヤム、ニランジャニ・シャンムガラシャ、ラジャ・ガネシャン

第25回東京国際映画祭上映作品

スリランカ内戦が及ばす元青年兵士の孤独

2009年5月。26年間に及び、7万人以上の犠牲者を出した 政府軍と反政府武装組織「タ ミル・イーラム解放の虎」が終結した。兵士として戦場に出ていた若者たちは故郷へと帰還していく。だがタミル人たちの村は戦争で大きく傷ついている。主人公も、故郷に帰ったがまったく歓迎されない。村から多くの人々が出征したが、ほとんどが命を落とし、彼だけが生きて帰ってきたのだった―。

彼はかつての恋人と再会し、仕事にも就く。しかし、彼は戦後の闇に直面する―。

スリランカの鬼才、アソカ・ハンダガマは次のように語っている。 「子どもの頃から兵士として戦闘に参加し、銃の扱い方以 外のことを何も知らない世代にとっては、復員して“普通”の生活に戻ること自体がもうひとつの戦争なのです」 この言葉が、この映画のすべてを表していると思う。