ここがおすすめ!『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』

By | 2014年5月23日

さて、前回に続いて熱い映画の話題をお届けします!
香港興行収入No1の大ヒットを記録した、ポリス・クライムアクションコールド・ウォーです。

香港映画界を代表する俳優が揃い踏みした今作は、「『インファナル・アフェア』以来、十年に一度の最高傑作! 」と絶賛され、香港のアカデミー賞「第32回香港電影金像奨」で主要9部門を独占。香港映画、健在なり!を知らしめた作品です。

ストーリーは、
香港の繁華街モンコックで爆破事件が発生。5人の警官が車もろとも消失し、香港警察行動班副長官リーの一人息子がその中に含まれると判明。捜査の指揮を執るリーは全署を挙げた人質救出作戦を展開する。だが、保安管理班副長官ラウは捜査方法に反対し激しく対立。次第に恐るべき事件の黒幕が姿を現すのだが…。

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ふう。手に汗握る展開が凄すぎて、何を言ってもネタバレになりそうです。

群像劇のように登場人物が入り乱れる、香港警察の内部構造が非常にリアルに描かれた秀逸な脚本。先の読めない展開、充満する緊迫感。ハードで過激なアクション。そこへ香港映画界を代表するキャストがズラリと並んで、複雑極まる組織の内部抗争が展開します。

中でも、主演のアーロン・クォック(郭富城)とレオン・カーフェイ(梁家輝)の熱い演技対決は一番のキモ。この二人の駆け引きが観客を強力に引張ります。特別出演の我らが華仔(わぁちゃい)、アンディ・ラウ(劉徳華)もファンにはたまりません。

監督・脚本はリョン・ロクマン(梁樂民)とサニー・ルク(陸劍青)です。彼等は今作が初監督作品ですが、そんな気配は全く感じさせない洗練された演出で、今後の活動も注目を集めています。

なんだ、男向けの映画なのねと思われた女性の皆様にも、必見のおすすめポイントがございますとも。それは!「スーツ萌え」。

この映画だと「スーツ燃え」のほうが正しい感がありますが、全編通して渋クールなスーツメンがこれでもかと登場します。映画祭スタッフの言を借りれば、「あのスーツの群れに紛れ込みたい!」だそうで、紅一点のチャーリー・ヤン(楊采妮)視点から観ると一層お楽しみいただける、かもしれません。

贔屓の俳優をチェックするもよし。迫り来る謎を解くもよし。アクションや演出に注目するもよし。骨太な「男の世界」をスリリングに描く、香港映画界の真骨頂をスクリーンで体感してください。続編制作も決定とのことですから、観ておくなら今がチャンス!

『コールド・ウォー』上映回数2回の内の1回目は、初回は、6/1(日曜日)12:40 からです。
この機会をお見逃しなく!

丸井南瓜